
2026.04.19更新
ホームページ制作の流れをわかりやすく解説|企画から公開までの進め方
ホームページを作りたいと思っても、「何から始めればいいのか分からない」「HP制作会社に相談する前に基本的な流れを把握しておきたい」と感じる方は少なくありません。
ホームページ制作は、今はAIで作成できる時代・自分で作れる時代ですが、ただ見た目を整えるだけではなく、目的を整理し、必要な情報を設計し、運用しやすい形でホームページを公開する、長く更新していく、ところまで含めて考えることがとても重要です。
この記事では、HP制作会社に依頼する際の基本的な流れを、企画から公開まで順番にわかりやすく解説します。「これから新しくホームページを作りたい!」方にも、「今あるサイトを見直したい!」方にも役立つ内容です。
ホームページ制作の基本的な流れ
一般的なホームページ制作は、大きく分けると次の5つの流れで進みます。
HP制作会社により、多少の変動はあるかもしれませんが、基本はこの流れです。それぞれの工程で何を行うのか、順番に見ていきましょう。
1. 企画・目的整理
最初に行うのが、ホームページを作る目的の整理です。
ここで大切なのは、単に「ホームページが欲しい」ではなく、「なんで」「どうして」作る理由を具体的にすることです。
ここが具体化しないまま次のサイト設計やデザイン制作に移ってしまうと途中で「あれ?どんサイトが作りたかったんだっけ?」となったり、完成した後にユーザが目的のページまでたどり着けず、サイト離脱に繋がることも…。時間をかけて決めていきましょう。

たとえば、目的には次のようなものがあります。
ホームページ作成の目的
- 会社の信頼感を高めたい
- 問い合わせを増やしたい
- サービス内容をわかりやすく伝えたい
- 新規・中途採用につなげたい
- 今あるホームページを見直したい
目的がはっきりすると、必要なページや見せ方、導線設計が決まりやすくなります。
ペルソナの設定

あわせて、誰に見てもらいたいのかも整理しておきます。
企業担当者なのか、一般ユーザーなのか、既存のお客様なのかによって、言葉の選び方や構成も変わってきます。
ペルソナを決めることも大切です。お客様であれば幾つくらいの方なのか、女性なのか男性なのか、どんなライフスタイルで生活されているか、など具体性があればあるほど、HP作成でこだわる箇所や理想のHP設計に近づくことができます。
2. サイト設計
目的が決まったら、次はホームページ全体の設計に入っていきます。ページの構成や、どの情報を優先的に見せていきたいのか、お問い合わせの流れなど、少し具体的な内容に入り込んでいきますよ。
この工程では、主に次のような内容を整理してきます。

- 必要なページの洗い出し
- どの情報を優先的に見せたいか
- お問い合わせまでの導線設計はどのようにしたいか
例えば、会社のホームページ(コーポレートサイト)であれば、よく使われる構成は以下のようなものです。
コーポレートサイトよくある構成
- TOPページ
- 会社概要
- サービス紹介
- 実績紹介
- よくある質問
- お客様の声
- お問い合わせ
会員制サイトであれば、よく使われる構成は以下のようなものです。
会員制サイトよくある構成
【外部向けページ】
- TOPページ
- サービス紹介
- 料金プラン
- よくある質問
- お問い合わせ
- 会員登録/ログイン
【会員専用ページ】
- マイページ(ダッシュボード)
- プロフィール管理
- 会員限定コンテンツ
- 利用履歴/進捗確認
- 決済・プラン確認
- サポート/問い合わせ
サイト別にページ構成を上げてみると、同じホームページでも内容が全く違うのが一目瞭然ですよね。会員制サイトでは、単に情報を掲載するだけでなく、「ログイン後にどのように利用してもらうか」という導線設計が重要になります。

あなたの作りたい会社や業種のホームページには、どのような項目のページがあるのか、いろんなサイトのホームページを調べるだけで簡単にみることのできる時代!ですので、ぜひたくさん調べて「こんな構成にしたい」「この項目は入れたい」などの希望構成を考えてみることをお勧めします。
業種によっては、不要なページがあったり、逆に必ず入れておいた方がいいページがあったりしますよね。
当社では、構想ページのご相談等は初回ヒアリングでお伺いしております。お気軽にお問い合わせください。
3.デザイン制作
サイト設計が固まったら、いよいよデザイン制作に進みます。
ここでは、単に見た目を綺麗にするか、ではなくて、目的にあったサイトの見せ方になっているかが大切です。ここで軸になってくるのが、1.企画・目的整理で決めた「ホームページを作る目的」です。
この目的にあった見せ方になっているか、見て欲しい人(ペルソナ)に合うサイトデザインをしていきます。

ざっくりとデザインを決める時には、
- 司法書士事務所のHPを作成
信頼感を出したいから、落ち着いた配色にしたい! - 認定こども園のHPを作成
親しみやすさを出したいから柔らかい雰囲気にしたい! - 資料請求につながるHPを作成
お問い合わせを増やしたいから導線を分かりやすくしたい!

一見ざっくり過ぎない!?と思われがちですが、この”イメージ”はサイト作りにおいてとても大事。
ここを強く持っておくことでサイト完成までブレないサイト作りができますよ。ざっくりで大丈夫ですので、どんな目的でどんなデザインにしたいのかというお気持ちをお聞かせください。あなたの思いをデザインにしていきます。
2.サイト設計・3.デザイン制作と共に他サイトを見てイメージや構成を膨らませていく作業が必要ですよね。稀にこういうサイトにしたい!という独自のイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが(すごすぎる!)基本的には参考にするサイトからイメージや色合い、雰囲気を引っ張ってくることが多いと思います。
そんな時に参考にできるサイトをいくつかピックアップしてみましたのでぜひご覧になってください。
ホームページをたくさん紹介しているサイトです。カテゴリ検索から、ホームページの業種・タイプ、特徴、色・配色から調べることもできます。見ているだけでワクワクしてどんなホームページを作ろうかきっと多くのひらめきがありますよ。
デザイン制作で参考になるサイトまとめ


また、現代はパソコンだけでなくスマートフォンでも見やすいことが大前提ですよね。パソコンからの閲覧数よりもスマホからの閲覧数が上回ることもあるため、モバイルでの見え方も非常に重要です。
4.構築・実装
ここまででページ構成・デザインが決まったので、実際にホームページにして動く形に構築していきます。ここからは中身作りに入っていきますよ。

この工程では主に、下記のような作業を行います。
ホームページ実装内容
- コーディング
- フォーム設置
- スマホ対等
- 表示確認
- 動作確認
ここでの作業はデザイナー側の作業になりますので、名称や意味が分からなくても大丈夫です。
更新について

実際にホームページを作成した後、更新をしていくのは自身で!という方はきっと多いはず。
だけど、ホームページのこととかシステムとか全然分からないし、こんな用語も分からないし大丈夫かしら…と心配された方!大丈夫です。
初心者の方も、初めてホームページ運用をされる、という方も触りやすい、感覚的に使える設計にできるように努めていきます。
また、必要に応じてこの段階でシステム的な機能を追加するケースもあります。例えば、ホームページの中に予約機能を入れたい、会員だけしか見れないページを作りたい、フォームの自動振り分けなど、WEBデザインだけでは構築できない部分に関しては、システム部門と連携し、業務効率化につながる仕組みを組み込むことも可能です。
最近流行りの「ノーコードでHPを作れる」っていうのやってみたけど、自社で本当にやりたいことはできない…とお悩みの方や、一度挫けた方は多いはず。WEBデザイン課とシステム課で連携して、ご希望のHPを作ることができますよ。お気軽にご相談くださいね。
5.公開・運用開始
デザイン制作から実際に動くホームページの形になっていきなり公開!?…なんてことはありませんから、安心してください。
構築・実装を納得のいく形になるまで何度も確認していただき、やっと公開・運用開始です。

ホームページは作って終わり!ではありません。実際は公開してからが本当のスタートです。
公開前には以下のような確認を一緒に行います。
- 誤字脱字がないか
- 表示崩れがないか(パソコン・タブレット・スマホ)
- お問い合わせフォームが正常に送信できているか
- 基本的なSEO対策ができているのか
公開後は、必要に応じて更新作業や改善をお手伝いさせていただきます。
- お知らせ・コラム更新
- 実績追加
- サービス内容の見直し
- アクセス状況の確認
- 導線の改善

ホームページは公開した後に、少しずつ育てていくことで、より目的達成への成果につながりやすくなります。
「ホームページを作成してもらったはいいものの、改善したいときや困ったときにどうしたらいいのか分からなかった。」「自社ホームページの悩みはたくさんあるんだけど、どこに相談したらいいのかも分からない」そういう方は意外に多いんです。
今ホームページを持っていてお困りの方も、新しくホームページを作りたいけど不安な方も、一度ぜひご相談ください。あなたのお悩みをぜひ聞かせてくださいね。
ホームページ作成でよくある失敗
昨今、「ノーコードで作成できるホームページ」「自分で作成できるホームページ」などを謳っているサイトやコンテンツが多いですよね。もちろんご自身で作成していただくことは可能ですし、素敵なホームページを作成している方が多いのは事実。ですが、WEBの知識がなくてホームページを作成してしまい、下記のような失敗が起こりやすいのも事実。
そういう方が増えないためにも下記によくある失敗をまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
- 目的が曖昧なまま、ホームページ作成を進めてしまう…
-
記事の冒頭でも書いた通り、「何の目的でホームページを作成するのか」「理想をどうなりたいのか」を明確にして、成果を達成するためにホームページを作成していくことはとても重要です。
ご自身で作成する場合だと、「とりあえず作る」状態になりやすい実態が。プロと話をしながら、業種の傾向なども交えて「何を伝えたいサイトなのか」を一緒に考えていくことが大切です。

- 必要な情報が整理されていない…
-
ホームページ作成中に、「これもやりたい」「あれも追加したら!」アイデアがたくさん出てきて、色々追加していたら結局ページ構成や掲載内容が途中で増減してしまい、必要な場所にユーザーがたどり着けないケースになることも。
作成者は自身で作っているので、できている気になるのですが、実際に初見のユーザーがホームページに入ってみたところ、「あれ?」これどのページに行けばいいの?と迷っている間に離脱されることが増えて、アクセス件数が伸び悩みます。
ページ構成の階層やユーザー目線に立って、ホームページ全体を構築することがとても重要です。

- デザインだけで判断してしまう
-
人もホームページも第一印象はとても大切!「このデザインかっこいい!」とホームページを作成するのは、良いことですが、見た目が良くても中身が導線設計されていなかったり、「この業種でこの構想!?」みたいなものも多数…。
中身と見た目どちらも大事にしつつ、自身の目的にあったホームページ作成をしていきましょう。

ホームページ作成をスムーズに進めるためのポイント
ここまでホームページ作成の流れと、よくある失敗を見てきて、「同じ失敗はしたくない」「自分の目的に合ったホームページを作成したい」という方は多いはず。ホームページ作成をスムーズに進めるには、最初の段階で下記の点を整理しておくことがおすすめです。
- 作る目的
- 見て欲しいユーザー(ペルソナ)
- 参考にしたいサイト
- 必要なページ
- 作成において使用する写真や文章の準備
- 公開したい時期
- 予算感
特に参考サイトがあると、初回ヒアリングの際にイメージの共有がすごくしやすくなります。
参考サイトとは、自分のホームページを「こんな風にしたい!」「こんなイメージにしたい!」と感じる既存サイトです。
作成したい同業種のホームページから探すのはもちろん、他業種や全然別の関係のサイトでも「こんな色合いのサイトにしたい」「ここの導線を真似したい」など、色んなサイトを調べることをお勧めします。

少しでもいいな、と思ったサイトはブックマーク又はサイトリンクをメモっていただいていると、いざホームページ作成する、ってなった時にもう一度探す手間も労力も省けるのでお勧めです。日々過ごしながら色んな方面にアンテナを張って、探してみてくださいね。
記事の中間に参考サイト探しに使えるサイトをいくつかご紹介してます。こちらから
ホームページ作成の流れに関するよくある質問
ホームページ作成は分からないことばかり。みなさん一緒です。そんな方のために、他にもよくある質問をこちらにまとめています。ホームページ関係だけでなく、システム部門のことも掲示していますので、ぜひご覧ください。

まとめ

ホームページ作成は、企画 → 設計 → デザイン → 構築 → 公開 という流れで進めるのが基本です。
何度も記事の中で伝えていますが、大切なのは最初に自身のホームページ作成の目的やターゲットを整理し、見た目だけでなく、成果に繋がる構成や導線を考えること。また、公開後の更新や改善まで見据えていくことで、長く活用できるホームページになりやすくなります。
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